アルプス電気の株価から考える投資判断

株式投資についてアルプス電気を例に考えてみましょう。
アルプス電気は、2015年の高値が7月23日現在の4085円という高値から8月7日現在の終値で、3855円で、高値から多少もみ合いの攻防となっています。
アルプス電気の株価は、2012年11月の時点で347円という安値を下天井として、現在値がほぼ11倍となる上昇銘柄であるため、現在の株価は長期で考えれば、割高と判断されます。
2011年以降連結売上において5500億円から2015年3月期には7500億円まで拡大しており、経常利益・営業利益ともに拡大しており、一株益も62円から193円となっていることから、直近3年間の業績において好業績であると考えられます。
アルプス電気は、金型の精密加工技術に強みを持ち売り上げの6割が自動車関連にシェアを持ち、電子部品大手として事業を展開しています。
全世界で2000社を超える機器メーカーにサプライヤー企業として部品供給を行う企業で、また、全世界を走る自動車関連で攻めるグローバル企業で、今後の成長が大きく期待できる企業です。
子会社として知られるアルパインのカーナビ・オーディオを含む車載電装が市場競争が激しさを増すことから減収減益であることや、現在の為替レートで円安傾向が強く、今後の円高などの為替変動、さらに、有利子負債が利益剰余金を80億円弱上回ることなどが、リスクファクターとなる可能性を大きく含むため、現在の株価が下落するリスクも十分に考えられることから投資判断は慎重に行うことが良いでしょう。
長期での投資を考えるのであれば、今は投資のタイミングではなく、財務力が安定することが必要であり、自己資本比率を高めることがこの会社のさらなる成長となるでしょう。

ページトップへ